トップへ > 気になる評判・Q&A > SBI証券 整理ポスト銘柄について…
SBI証券 整理ポスト銘柄について…
ネット株を始めた友人と話をしているときに、こんなやり取りがありました。
「SBI証券を使ってるんだけど、ポートフォリオに入れた銘柄が監理ポストに入ってしまったら、どこで確認すれば分かる?当該銘柄のページに書いてある?」
これ、答えとしては「銘柄ページには書かれて無い」なんですが・・・。
(監理ポストや整理ポストに入る前から所属していた市場がそのまま記載されている様子です。)
始めたばかりだと監理ポスト銘柄や整理ポスト銘柄って、分からないですよね。
ここでは、監理ポストや整理ポストに関して説明していきます。
では、なぜ監理ポストや整理ポストがあるのか・・・ですが、ある銘柄が上場廃止基準に抵触した場合、いきなり株が上場廃止、もう価値は無いですよ・・・とされてはパニックになってしまいます。
そこで、上場の廃止が決まったものは整理ポスト、上場廃止の可煤署ォが大きいものは監理ポストに入れて一定期間は売買できるようにしているのです。
説明の最初は、監理ポストから
監理銘柄〜上場有価証券が上場廃止基準に該当するおそれがある場合には、その事実を投資者に周知させ、投資者がこれに対応する措置がとれるよう、当該株券を「監理銘柄」に指定します。(東証HPより)
なかなか難しいですが、上場廃止になりそうな銘柄は、東証が「危ないですよ~」とお知らせするために「監理銘柄」に指定するってことですね。その指定された状態の事を一般的に「監理ポストに入った」と言います。
通常、銘柄が監理ポストに入った場合、株価は下がります。
上場廃止されてしまえば、最終的に株の価値はなくなりますので大きく評価が落ちるのです。
ただし、監理ポストの場合、監理ポスト入りの原因が解消されれば指定が解除される事もあります。
指定を解除された例として、ビックカメラのケースを説明します。2009年1月に同社の不動産流動化に関する会計処理などを見直した際、東証は有証虚偽記載(これは上場廃止基準に当たります)の疑いがあるとして、ビッグカメラの株式を監理ポストに割り当てました。
この時は有名な家電量販店が監理ポスト行きと言う事で話題になり、一般のニュースでも取り上げられるほどでした。
指定の直後から株価も大きく下落し、最も安い時期には監理ポスト指定前の半分ほどの水準まで落ちました。
ただこのケースでは、同年の3月に「訂正内容は重要ではあるものの、その影響が重大であるとまでは認められない」(東証)として、監理ポスト指定を解除しています。それに伴って株価も急騰。最終的には指定前の株価水準に戻っています。
解除されずに上場廃止になったケースには、消費者金融の武富士を取り上げます。武富士は2010年9月に監理ポストに指定されました。
貸金業法改正の折りで、当時マスコミで大きく取り上げられていましたね。
これは、武富士が「会社更生法適用を近く吹署ソする方向で最終調整に入った」と報じられたのを受けての指定でした。ただ、その段階では会社側が認めていなかったので監理ポストの指定となった訳です(本来、上場廃止が決まるなら後述する整理ポストへの指定になります。)。
武富士のケースでは、翌日に会社更生法の適用が発普盾ウれそのまま整理ポスト入りの指定をされました。その後株価は下がり続けて、上場廃止を迎えています。
2つの例のように、監理ポストに指定された後には、
・ その後、指定が解除されて上場を維持するケース
・ そのまま指定が解除されず、整理ポストへ移行、上場廃止になるケース
の大きく二つがあります。
監理ポストに入った銘柄を扱う場合には、双方のケースがあることを潤助ェ理解しておく事が大切です。
そして整理ポスト
整理銘柄〜上場有価証券の上場廃止が決定された場合には、原則として、1か月間整理銘柄に指定し、その事実を投資者に周知させ、投資者が整理売買を行うことができるようにしています(東証HPより)
これは監理ポストよりは難しくないですね。
上場廃止が決まった銘柄は、整理銘柄に指定=整理ポストに入れて1ヶ月間周知しますよと言う事です。
整理ポストに入った場合は、いついつに廃止になりますよと期限も明示されますのでそこに注意をしましょう。整理ポストに入って1ヶ月経った銘柄は上場廃止となります。
整理ポストに入った後、その株がマネーゲームの対象になることもよくあります。
上場廃止が決まって整理ポストに入った銘柄は、著しく株価が落ちることが多く、値幅の変動が大きくなりがちなため投機目的で利用されたりします。
日本航空の株は、整理ポストが入った後一時期4円まで値を落とし、マネーゲーム目的の投資で売買の量が空前のレベルまで跳ね上がったこともありました。
(松井証券ではシステムの一部に誤普暑Lが出るほどでした。)
監理銘柄、整理銘柄、共に通常の銘柄では無いので新規に売買を始めるには大きなリスクが伴います。また、自分の保有している銘柄が監理ポスト入りするような事態は無いか、時には確認する事も必要です。
東証のHPでは、トップページで新規に管理・整理ポスト入りした銘柄が一目で分かるようになっています。また、「監理・整理銘柄指定状況」ページでは年内の指定状況を一覧で確認できます。
しっかりとリスク回避して、楽しい株ライフを過ごしましょう。










